幸福度がダダ下がりする夫婦の共通点

幸福度がダダ下がりする夫婦の共通点

夫婦の幸福度が下がるのは、

大きなケンカをしたときではありません。

浮気をしたときでも、

愛情が突然なくなったときでもありません。

もっと静かに、

もっと気づかないうちに、

夫婦の幸福度は下がっていきます。

その共通点は、

夫婦の会話が、生活を回すための連絡だけになっていること。

そして、

相手からの小さなサインに、反応しなくなっていることです。

夫婦ではなく、同居人になる

「明日の予定は?」

「子どもの迎え、お願いね」

「電気代、払った?」

「夕飯はどうする?」

夫婦にとって、

こうした会話は必要です。

家庭を維持するためには、

予定を確認し、

役割を分担し、

協力しなければなりません。

でも、

これが夫婦の会話のすべてになってしまうと、

少しずつ関係が変わっていきます。

必要なことは話している。

ケンカもしていない。

生活も、きちんと回っている。

それなのに、

なぜか寂しい。

同じ家にいるのに、

心は一人ぼっち。

そんな状態になっていきます。

幸福度を下げるのは、無関心

夫が言います。

「今日、会社でちょっと嫌なことがあってさ」

妻はスマホを見ながら、

「ふーん」

と答える。

妻が言います。

「今日、こんな面白いことがあったの」

夫はテレビを見ながら、

「へえ」

と答える。

相手は、

大切な話をしているわけではありません。

深刻な悩みを相談しているわけでもありません。

ただ、

「私のほうを見て」

「あなたと気持ちを分かち合いたい」

「少しだけ、つながりたい」

そんなサインを送っているのです。

小さなサインは、愛の呼びかけ

面白いものを見つけたときの一言。

疲れたときのため息。

何気なく差し出された手。

「ねえ、ちょっと聞いて」

という言葉。

それらはすべて、

相手からの小さな呼びかけです。

ところが、

忙しさや慣れの中で、

私たちはそのサインを見逃します。

一度、見逃したからといって、

夫婦関係が壊れるわけではありません。

でも、

それが毎日続くと、

相手は少しずつ諦めていきます。

「話しても、聞いてもらえない」

「言っても、どうせ反応してくれない」

「期待しないほうが、傷つかない」

そして、

話しかけなくなります。

夫婦の幸福度を下げる本当の原因は、

憎しみではありません。

期待することを、やめてしまうことです。

愛情がなくなったわけではない

会話が減ったからといって、

愛情がなくなったわけではありません。

相手の話に反応できなくなったからといって、

夫婦関係が終わったわけでもありません。

ただ、

愛情表現を、しばらく休んでいるだけです。

だから、

関係を取り戻すために、

大げさなことをする必要はありません。

高価なプレゼントも、

豪華な旅行も、

感動的な言葉も必要ありません。

「今日は、どんな一日だった?」

「それで、あなたはどう思ったの?」

「さっき、何か言おうとしていた?」

「それ、面白そうだね」

たった一言でいいのです。

相手を変えなくていい

夫婦関係に悩むと、

私たちは相手を変えようとします。

もっと話してほしい。

もっと優しくしてほしい。

もっと私を見てほしい。

でも、

相手を変えようとすると、

相手は責められているように感じます。

だから、まずは自分から。

相手の小さなサインに、

反応してみてください。

顔を上げる。

スマホを置く。

相手を見る。

もう一言、質問する。

少し笑いかける。

それだけでいいのです。

夫婦の幸せは、何でもない一日にある

夫婦の幸せは、

特別な出来事によってつくられるのではありません。

何でもない一日に交わされる、

何でもない一言によってつくられます。

今日、

パートナーが話しかけてきたら、

少しだけ手を止めてください。

そして、

相手のほうを向いてください。

正しい答えも、

立派なアドバイスも必要ありません。

ただ、

「あなたの話を聞いているよ」

という態度を示す。

それだけで、

夫婦の間にある見えない糸は、

もう一度つながり始めます。

夫婦の幸福度が下がるのは、

愛がなくなるからではありません。

愛を届ける、小さな行動がなくなるからです。

だから今日から、

もう一度始めればいいのです。

相手の小さな声に、

心を向けることから。

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