イジメられてるの?
「息子の考えている事が全然分からないんです」
多くのお母さんがそうおっしゃいます。
それに対して私はこう答えています。
「大丈夫です!分からないのが普通ですから。」
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イジメられてるの?
中2の頃の私も休みがちでした。
吃音だった私はクラスになかなか溶け込めず、友達も数えるほど。
時々仲間はずれやイジメのような事もありました。
ストレスで度々頭痛になり、毎週のように早退したり保健室で休んだりしていました。
そんな私の様子を母が不審に思い、
「何か有ったの?怒らないから言ってみて!」
「イジメられてるの?」
と問いつめてきましたが、私はいつも
「何でもないよ!」
とだけ答えていました。
そう、当時の私にはそれ以外答えられなかったのです。
もし、ありのままを話してしまったら・・・
「ばあちゃんが心配するに違いない」
「じいちゃんが学校に乗り込むかもしれない」
「お父さんから叱られるかもしれない」
「お母さんが具合悪くなるかも・・」
そして何より、
「お母さんがじいちゃんに叱られる・・」
普段から母が祖父に叱られ泣いているのを見ていた私には、
これ以上母が叱られるような原因を作る訳にはいかなかったのです。
お先真っ暗
子どもにとって学校に行けないというのは、
ものすごい挫折です。
人生が閉ざされ、お先真っ暗。
あまりに敗北感が強すぎて言葉になんてなりません。
優しいお子さんならなおさら、
「お母さんに心配かけたくない!」
そんな想いも重なって、頭の中はパニック状態。
感情と思考が混じり合って表現不能です。
そんなときにもし、親や家族から問いつめられたり、心配されたらどうなるか、
お子さんのパニックの火に油を注ぐようなものです。
お子さんはますます話せなくなります。
では、一体どうすればいいか?
この続きはまた次回お話しします。